みぃさんぽ

これから1年ほどかけて、世界の国々をめぐる旅にでます。 知りたいこと、見たい景色、世界の人々、おいしいごはん、いろんなものを綴っていこうと思います(*´∇`*)

Ho Chi Minh : Vietnam

ベトナムにやってきました。

まずはホーチミン。昔はサイゴンと呼ばれていた街です。首都はハノイですが、ホーチミンベトナム最大の都市です。ホーチミンというのは、ホー・チ・ミンさんという、ベトナム建国の父、革命家の名前です。

 

ベトナムは、ミュージカルのミス・サイゴンの影響で、ずっと来てみたいなと思っていたところ。前日からミス・サイゴンの曲を聴いて胸を躍らせていました笑

 

今日はベトナム戦争の資料がたくさんある博物館に行ってきました。

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宿から歩いて30分。信号がある場所は限られているし、バイクも車もわんさか来ます。ずっと流れていて、待っていても仕方がないので、無理やりすり抜けながら渡ります。止まったら負け、轢かれて死んじゃいます。

昨日宿の近くに着いた時はどうしたもんかって感じで立ち尽くしていたら、白人の観光客の人が一緒に渡ってくれました。お優しい。

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ジョリビー見つけました…
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こういう天秤?持ってる売り子さんがベトナムっぽいですよね。

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入り口。たくさん観光客がいました。料金は40000ドン(200円)です。ベトナムはとても物価が安いですね。2万8千円が600万ドンになって、ちょっとビビりました笑

ウズベキスタン をおもいだしますね。

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入ったところには飛行機などの展示。

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この方がホーチミンさん。お札にもこの方が載っています。ここから先は生々しい写真もあります。

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この戦争は正しくなかった、と命令を拒否した兵士もいたそうです。
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戦況を伝える新聞。
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アメリカはベトナムから手を引くよう、と書いたゼッケンをつけている日本人。
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この方は学生活動家の山崎博昭さん。佐藤栄作首相が南ベトナムに行くのを阻止すべく、学生と機動隊が衝突した際に命をおとしました。f:id:miiiiin5:20191204234216j:image

日本語で書かれたポスター。
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戦争で使われた爆弾の数。100万発もの爆弾が使用されています。
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世界大戦と朝鮮戦争ベトナム戦争の比較。ベトナム戦争は17年にも渡り、爆弾も14300万発と、桁違いに多くなっています。こんなに長い間、ベトナムの人々は苦しめられていたのかと思うと…
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仲間を蘇生する米軍兵。アメリカはこの戦争に何十万という兵士を送りましたが、当然彼らの中にも怪我をしたり亡くなる人もいます。悲しみは憎しみに、お互いを傷つけ合うばかり。
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命からがら、川を渡り逃げる親子。
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石川文洋さんが撮った写真たちには、日本語の解説がついていました。

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米兵は敵とみなせば農民も容赦なく殺しました。
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戦後のベトナムの人々は、笑顔も見せてくれています。軍服を脱いでアオザイを着ていました。
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子どもが笑顔でいられることは、尊いことです。

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少数民族にも笑顔。
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この方は枯葉剤の写真を撮ったジャーナリストの中村梧郎さん。
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木は枯葉剤によって枯れてしまいます。
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豊かな森もこの有り様。そこに佇む子ども。枯葉剤の恐ろしさも知らずに。
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手の奇形を持って生まれた子。
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ベタちゃんドクちゃん。
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結合児は枯葉剤の影響。
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枯葉剤の恐ろしさは、ベトナム人だけが知るのではありません。アメリカ、中国、韓国の兵など、そこにいた人々の中には枯葉剤の影響で、子どもに脳の障害がでたり、奇形児として生まれてきたりしました。

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米兵の子ども。戦争はいつだって、力ないもの、罪のないものが泣きます。
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枯葉剤の毒は、ダイオキシンですが、遺伝性もあり、今でも体や脳に障害がある子どもが産まれています。

 

ベトナム戦争は熾烈を極め、こんなにも過酷な環境の中で人々が生きていたんだなぁとわかりました。生物兵器、地雷、戦争の過酷さ、残忍さ。人々は何のために戦っていたのか。

今回展示物で2人の日本人ジャーナリストの方を知りました。わたし、ジャーナリストって、今で言えばシリアとかイラクとかだと思いますけど、そういう戦争、紛争地域に行き、時たま捕まって殺されてしまったり、身代金を要求されたりして、そんな時に何でそんなとこ行っちゃったんだろう…って思ってました。でも今回の博物館で、今起きていることの事実を、今伝えることが大切なのかな、と感じました。こんな風に、全部終わってからじゃ遅いですもんね。

夜は宿のみんなでヤギ肉のお店へ。
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炭火焼!
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ヤギ肉〜!初!
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お鍋も食べれます!
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最高に美味しかったです。食べきれない…

みんなで食べるご飯って美味しいですよね。

最高!