みぃさんぽ

これから1年ほどかけて、世界の国々をめぐる旅にでます。 知りたいこと、見たい景色、世界の人々、おいしいごはん、いろんなものを綴っていこうと思います(*´∇`*)

Wicked

 イギリスは晴れのち曇り。昨日よりは寒さも和らいで過ごしやすかったです。

いよいよロンドンを離れるので、荷造りをしつつ、お昼過ぎから出かけました。

今日はバッキンガム宮殿を予約していたので、まずはそちらへ。

最寄駅のグリーンパークで降りると、とても広い公園がありました。

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みんな寝転んだり、遊んだり。こういう緑がたくさんあるところが街の中に沢山あって、それがイギリスのすてきなところです。

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公園の入り口の門。かっこよすぎ。

時間に余裕があったので、公園内をぷらぶら。

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第二次世界大戦に関するモニュメントがありました。戦争は二度とごめんですね。

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公園を進むとついにバッキンガム宮殿が見えてきました。女王陛下のお住まい。

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まず目の前の噴水がすてき。

エリザベス女王は今は夏休みでウィンザー城にいらっしゃいます。イギリス国旗が掲げられているのは、女王が不在の印。いらっしゃる時は、女王の黄色い旗が掲げらるます。女王が不在の間だけ、バッキンガム宮殿の見学ができます。とても人気で当日行っても入れない可能性があるので、ぜひ予約していってください。入場料で、王室がコレクションしている絵画や宝物の手入れがされているそうです。

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ファサードに向かって左手にぐるっと回るとチケットオフィスがあります。バウチャーを見せてチケットを受け取り、セキュリティチェックを受けたら中に入れます。無料のイヤホンガイドは日本語もあります。が、チャールズ皇太子の挨拶などは、英語バージョンのみが肉声なので、ぜひ英語バージョンも聞いてみてください!

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内部は撮影ができません。ステートルームという、普段女王が執務を行なったり、客人と謁見する部屋、ダンス室や音楽室、たくさんの部屋を見ることができます。どの部屋も素晴らしかったです。

今年はビクトリア女王の生誕200年という記念すべき年で、ビクトリア女王にフューチャーしたガイドがありました。ビクトリア女王に関する絵画なども、新たに公開されています。

ビクトリア女王は、アルバート公と結婚し、なんと9人も子どもをもうけています。めちゃラブラブやったんでしょうね!

でもその最愛のアルバート公は42歳の若さで亡くなってしまいます。ビクトリア女王は大変悲しみ、10年も公に姿を見せなかったんだとか。女王は毎日日記を綴っていたのですが、それも書くことは難しく、書いたと思えば悲しみの言葉が並んでいました。それはとても深い悲しみで、聞いていると喉の奥がきゅっとなって、泣きそうになりました。家族というものをとても大事にしていたお二人だったので、片割れを失った辛さは相当なものだったように思います。たくさんの幸せそうな家族の絵を見ることができました。

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宮殿内を見終わったら、カフェが!ケーキも可愛かったので、つい食べてしまいました。ただ、めちゃ食べにくかった笑

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最後のショップが激ヤバでした。ついに…お皿に…手を出してしまいました…‼︎

だって可愛かったんだもん!割れないように大事に持って帰らなきゃ!気が気じゃない…

 

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そのあとはアポロ・ビクトリアシアターへ!Les Misérablesがお休み中なので、Wickedへ。

ウィキッドアメリカ発なので、いつかブロードウェイでも観たいなと思います。

ウィキッドと言えば、イディナ・メンゼルとクリスティン・チェノウェス、この2人が有名です。今はもう降板していますが、もしもう一回やってくれるなら、何があっても駆けつけたいくらいです。イディナ・メンゼルは名前は分からなくても、みなさん声は知ってるかと思います。アナと雪の女王でレット・イット・ゴーを歌っている人です。ミュージカル界ではとても有名な女優さんです。数年前に来日していて、その時1人で武道館のコンサートに行きました。大好きすぎて笑

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会場に入ると緑の世界。

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始まるまでに時間あったので、緑のお酒を頂きました!

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中に入ると、舞台はこんな感じ!

ウィキッドオズの魔法使いの前日譚です。西の悪い魔女が、なぜ、悪い魔女になったのか、という話。

全身緑で、生まれた瞬間から家族からも忌み嫌われ友達もいないエルファバ。美しく、いつも人に囲まれ、自信に満ちあふれたグリンダ。正反対の2人ですが、次第に友情が芽生えます。同じイケメンも好きになっちゃいます!笑

エルファバは悪い魔女ではないのに、力を持ちすぎたせいで悪い魔女に仕立て上げられ、人々からも恐れられてしまいます。陰謀に巻き込まれ、2人は離れ離れになり、エルファバは自ら悪い魔法使いになることを決心します。

2人が別れる時、for goodという曲を歌うんですけど、その曲が大好きなんです。

https://youtu.be/TZ0pXUb5jVU

この動画はクリスティン・チェノウェスとイディナ・メンゼルが歌っているものです。

この歌は、人の出会いの意味について歌っています。自分を成長させてくれる人と出会うようになっていて、あなたに会えたから私は変われた、という内容。それが1番いい流れだったかなんて誰にも分からないけど、今の自分が最高だって信じてる、と。

誰かに出会うことで、いろんな人の影響を受けて、生き方や考え方が変わったり、知らなかった世界が開けることってありますよね。わたしもたくさんの人に色んなことを教わって、その人たちのかけらが自分の中に生きてるなって思います。

そうやって自分の何かが変化していく様子を、2人は比喩的な歌詞で表現するんですけど、グリンダは動き続けていたものが、とどまっている大きな力によって流れを変えられるように例え、エルファバはとどまっていたものが動くものによって導かれるように例えています。

どちらも流れが変わることを言いたいけど、とても対照的な言い回して、2人が真逆の人間だけど、深いところでは同じなんだなって思います。そして、とどまっている大きな力とは、居場所がなく力を持て余していたエルファバで、自由に動き回っているのは、人気者でいつも人がついてくるようなグリンダを表現しているのではないかな?と思いました。

惹かれあったり、ぶつかり合ったり、人間は大変だけど、そうやって強くなったり、優しくなったりするんだな、と思わせてくれる歌です。

 

歌も素晴らしいし、アメリカ発なのでダンスも多いので、お子さんも楽しめると思います。ぜひ一度見てほしいです!

 

ロンドン、すごく楽しかった!大好きになりました!いつか絶対また来ます!