Budapest : Hungary
ドブロブニクから夜行バスでハンガリー、ブダペストにやってきました。
今回はマドリード→パリ間並みの長時間でした…。相当疲れた。けど車内は空いていて、2席使えたので、まだましです。
朝早くにブダペストに入ったので、まずは宿に荷物を預けに行きました。トラムのチケットの買い方がわからなかったので、近くにいたおじさん2人に話しかけて、買い方を教えてもらいました。おじさん達は英語が話せず、ハンガリー語らしき言葉で説明してくれたんですけど、わかんないので、ぽかーんってしてたら、おじさんがチケット売り場に一緒に行ってくれて、実際にやって見せてくれて、わたしはトラムで行こうと思ったけど、メトロでいきなさい、ここで降りなさいって教えてくれました。トラムの方が宿の側まで行くんですけど、せっかく教えてもらったし、時間も有り余ってるし、メトロで行ってみました。
おじさんに言われた駅で降りて、宿まで5分くらい歩いたんですけど(本当は荷物が重いので1秒でも歩く時間は短くしたい…)、歩いたおかげで色んな建物を見ることができました。
朝日眩しすぎる。
誰かは知らないけど…笑
この建物かっこよくないですか?
ハンガリー王国が栄えた場所なだけあって、とても趣のある建物がいっぱいでした。
荷物を預けたら、まずは聖イシュトヴァーン大聖堂へ。
この絵すてきでしたー!
派手ではない煌びやかさがよかったです。空気が柔らかい感じがしました。
次に恐怖の館へ。
この建物は第二次世界大戦中、ナチスの影響下にあったハンガリーの政党、矢十字党の本部だった場所です。共産主義時代は、秘密警察の本部でもありました。中には当時使われていた拷問の道具や、地下室など、また当時の人々の様子が映像で残っているので、それを見ることができます。こういうものこそお伝えしたいのですが、残念ながら写真撮影はできませんでした。
その後はオペラ座へ。ピンクで可愛い!
国立歌劇場は絶賛工事中…
次の目的地までの間、素敵な街並みを堪能。
ハンガリーでも、やはりシシィは大人気。
そしてシナゴークへ。わたしにとっては人生初のシナゴーク。8月21日はシナゴーク記念日。
シナゴークとは、ユダヤ教の会堂です。わかりやすく言えば教会です。
内部、想像以上に美しかったです。キリスト教はユダヤ教からの派生なので、作りは似ています。
十字架はなくて、代わりにユダヤ教のシンボル、ダビデの星、六芒星があるのがわかります。
シナゴークの資料館もありました。
ユダヤ教では、男性はシナゴークなどの聖域に入る時は、キッパーという帽子を被ります。もちろん観光客も。入り口で紙製のキッパーが配られていました。露出が多い格好もダメです。
恐怖の館でも触れましたが、第二次世界大戦中、ナチスドイツの勢力はハンガリーにも及んでいます。沢山のユダヤ教の方が、死に追いやられました。
亡くなった人がたくさん。ここにはホロコーストの犠牲になった方々が眠っています。子どもの頃、アンネフランクの日記を読んで辛くなったのを思い出しました。ホロコーストの資料も沢山あって、見ていると喉の奥が締め付けられます。どうか今は、安らかに眠っていますように。
こちらはシナゴークの裏にある、ホロコースト記念碑。こんな凄惨な歴史は二度とごめんだ。
わさびエクストラ…つーんとね!