再びのタシケント
ヒヴァからタシケントに戻ってきました。寝台列車は嫌だったので…笑、飛行機で戻りました。途中ブハラで経由したんですけど、経由というものを始めて経験したのでとても面白かったです。
わたしの後ろに韓国人のおじさんが座ってて、ずっと、1時間くらいずっとポテチ食べてて、パリパリ音がするんですよ。ブハラに降りてすぐに電話しだして、そのせいでアナウンス聞き取れなくて…一回降りるのか、座ってていいのか聞き取れなくって困りました。自由って履き違えると怖いです。
座ってても大丈夫か近くの人に聞いたら、座ったままで大丈夫でした。30分ほどでブハラからの乗客が乗り終えて、再び離陸。タッチアンドゴーってほどではないけど、そんなワクワク感でした。
時間前後しちゃいますけど、昨日はヒヴァの夕暮れを1番高い砦から見てきました。
だんだん染まっていく街
やっぱり夕暮れだと確信しました。
ラクダに乗って揺られながら、2000年も前からこの風景を人は見て、旅したんだなと思うと、シルクロードのロマンみたいなのが、わたしにも少しわかるような気になります。まだ日本人は弥生時代で定住して米植えてたころですかね、2000年前。遠く離れたこの街に、こんな建物が建っていたとはつゆ知らず。不思議なもんです。
昨日の夜発覚したのですが、なんと今日、ドイツのプレジデントなる方がヒヴァにやってきました。そのためゲートが閉じられ、道が封鎖されるとのことで、一時は空港にたどり着けないかと思いましたが、ホテルの人がタクシー手配して、ゲートが閉まる前に出られるようにツーリストポリスに連絡してくれました。タクシー10ドルって言われて、たっけ!!って思ったけど、飛行機乗れないよりマシだと思いお願いしましたが、たぶんあれ、頑張ればシェアタクで行けましたね。やられました、宿の人に…笑
ドライバー英語喋れないし、空港前の道路封鎖されてて結局10分くらい歩くし、10ドルも払えないと思ってちょっと少なめに出してみたら、よくわかんないけどお釣りくれました。まぁいいやと思って、歩いてたら、空港見えたとこからガードマンとか兵士とかがいました。わ!厳戒態勢なう!って思いつつ、近づいてったら、銃を背負った兵士が近づいてきて、止まれ的な感じで、パスポートとチケット見せたら、トランシーバーで、ヤポン、ツーリスト、とかなんとか連絡してくれました。しばらく待ったんですけど、通っていいよって言われて、護衛?監視?付きで空港内へ。ちょっとウルムチ思い出してぞっとしたけど、係りの人はみんな優しいし、こんなに厳戒態勢なのに、荷物チェックザルだし、このギャップ何?って感じで面白かったです。セキュリティチェックも水とか持ってたけど、別にいいよーって言われて、中身の確認もないし、待合室から外につながる出口は鍵もかかってなくて、飛行場に出入り自由だし、お陰でドイツの政府専用機?激写しました。
日本のも見たことないのに…笑
砂漠の上をゆく。
タシケント着いて、ヒヴァでのタクシー代をちょっとでも取り返そうとしてバス探してたら、機内で話しかけた人にどこまで行くの?って聞かれて、とりあえずタシケント駅までかなって言ったら乗せてあげるって言ってくれて、駅まで送ってもらいました。いつか日本に来たいって言ってたので、来たら案内するよって約束しました。いつか来てくれるといいな。
やなことの次にはいいことがありますね。ウズベクの締めくくりが、ぼられた記憶じゃなくて、優しい人に巡り合った記憶でよかったです。
中央アジアで1番美味しかった食べ物
玉ねぎが最高においしいです。
こんなおいしい玉ねぎがあるなんて、最高!