みぃさんぽ

これから1年ほどかけて、世界の国々をめぐる旅にでます。 知りたいこと、見たい景色、世界の人々、おいしいごはん、いろんなものを綴っていこうと思います(*´∇`*)

Samarkand

タシケントをでました。この度初めての長距離列車移動です。
ウズベキスタンの国内の列車はインターネットで購入することができるので、予約はオンラインでしました。駅名の表示がキリル文字なので、ちょいと戸惑いつつ、ほんとにこれで合ってるのか?と何回も確認。地球の歩き方キリル文字表に照らし合わせたり、ネットで引いたり。まぁなんとかできています。お陰でキリル文字も少しわかるようになりました。これまでロシア語は関わりがなかったし、そんなに興味なかったんですけど、今は英語よりも面白そうな予感がしています笑


この先の旅の予定なんですが、本当はトルクメニスタンという国にある、地獄の門、という場所に行きたかったんです。

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これが地獄の門

ただこの国、VISAを取るのが超絶難しくって…トランジットVISAで頑張るしかないんです。あ、もちろんちゃんと準備すればツーリストVISAも取れます!でも旅程とか、どこに行くとか、どこに泊まるとか、全部提示しないといけないので、予定は未定なバックパッカーには厳しいんですよね…
しかもトランジットVISAは5日しか使えないし、申請には次に行く国のVISAも必要なので、申請前に次の国のVISAを取る必要もあります。大体はアゼルバイジャンか、イランに抜ける感じです。わたしはイラン抜け考えてたんですけど、なんかもうめんどくさくなっちゃって!笑
わたしハワイで火口とか見てるし、もうよくない?ってなりました。これには天国だったキルギスから、一気に都会のウズベキスタンに来て、心が荒んだ影響もありそうですが…
あとは情報が少なくて、トルクメニスタン内での交通手段とか、色々不安だったんですよね。地獄近くで野宿する人も結構いるんですけど、わたし寝袋持ってないし、サソリ怖いし、バッタが口に入ってきたりするし…笑
なのでトルクメニスタンは行きません!笑
まぁまた次の機会があればですけど、だんだん火が小さくなっているので、行きたい方はお早めに♡
わたしは地獄の門に行く友人の撮った写真で満足します♡まぁでもアルマゲドンみたいな写真は憧れますね…やっぱり…
ちなみにトルクメニスタンは第2の北朝鮮と言われている国です。どんななんだか…笑


ということで、まずはウズベキスタンの国内を回りたいと思います!宿で出会った方と一緒です!タシケント出発かと思いきや、タシケント南駅出発だということに出発40分前に気づく…
急いでタクシー捕まえて20分前に到着!セキュリティチェック空いてて、すんなり入場!1番安いチケットなので、1番後ろの車両でした。なんだろ…ちょっとぼろい新幹線って感じの席でした!でもスペース十分だし、リクライニングもできるし、今回は3時間だし全然大丈夫です。

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乗った電車
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ウズベキスタン
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車内でチャイのサービス。紙コップかわいい!
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途中これしか写真撮ってない…笑

車内にいた子どもと遊んでたらあっという間に着きました。折り紙あげたら喜んでた✨

 

というわけで、着きました!サマルカンド

青の世界に浸かってきました!

まずはレギスタン広場

あいにく雨だったので、どうしようもなく暗い写真は明るめに加工していますが、出来るだけそのままにしたいので、全体的にやや暗めです。ご了承ください♡

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ティラカリ・メドレセ。レギスタン広場の正面に位置しています。メドレセとは、神学校という意味です。ここで、イスラム教の勉強してたんですね、昔。こんな学校いいなぁとか思ってしまいます。ミーハーなので笑

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ティラカリとは、金箔された、という意味です。見事にきんきら✨とってもきれい。

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中庭もきれいです。

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タイルのかけらが中に展示されてました。

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シェルドル・メドレセ。正面向かって右側。

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イスラム教では偶像崇拝は禁止されていますが、敢えて描くことで、権力を誇示しているそうです。
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ミナレット(塔)の模様が好き。
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青がかっこいい
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ここは先生のお部屋だったそうです。一つの部屋に一人の先生。こんなステキな個室がもらえるなら、ここで働きたいなぁと思っちゃいます。ミーハーなので。

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ウルグベク・メドレセ。正面向かって左側。ウルグベクはまぁまぁ有名ですかね?わたしもなんとなく名前聞いたことあったんですけど、天文台を作ったりした人です。
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中でキルト展示したり売ったりしてました。中央アジアの国々では、女の子が生まれると、このくらいの大きさのキルトを縫い始めて、その子がお嫁にいくまでの時間をかけて縫い上げて、嫁入り道具として持たせるんです。わたしが大好きな乙嫁物語からの情報ですが…笑  すてきじゃないですか?その家の模様とか、意味のある形かあったりして、ひと針ずつにお母さんの思いが込められてて。昔は遠くにお嫁にいくこともあったし、遠いと本当に会えなくなっちゃうこともあるから、余計に思いも強かったんだろうな、って思うと、胸がきゅってなります。

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食器もかわいい。いつかウズベクには単発で来て、食器と布を仕入れたい。
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レギスタン広場はこんな感じ。

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遠くにアフラシャブの丘。サマルカンドシルクロードの中心都市として、紀元前から栄えていたんです。アレクサンドロス大王も、サマルカンドを見てすばらしいと感じたとか。でもこの街は実はチンギスハンによって一度滅ぼされました。その当時都があったのが、アフラシャブ。たくさんの魂が眠っています。すこし悲しげ。

そこからすこし歩くと、死者の通り、シャーヒズィンダ廟群があります。ここすごくいいです!個人的にはレギスタン広場よりも良かったです!

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こんな感じで青!一色でした!お墓だということを忘れてはしゃぎまくりました笑

途中、地方から来ている子どもたちがいて、ヤポン?とこちらを見て、お前話しかけろよー、やだよお前が行けよー、状態だったので、ヤポンだよ!みんなで写真撮ろうって誘って、写真撮ってもらいました。すごく可愛かったです。ほかのグループからも、一緒に写真撮ってほしいって声かけられたり。何だかんだ楽しかったです(๑•ω•๑)

 

サマルカンドは今日も雨です。そして寒い笑

のんびーりしたいと思います。