Notre-Dame
今日は先日長蛇の列で諦めたノートルダム聖堂に行ってきました。
朝早起きして意気込んで行ったんですけど、平日の午前中なので、そんなに混んでなく、なぁんだって拍子抜けしました笑
とても人気な観光スポットなので、それなりに人はいて、絶えずざわざわしてたけど、座ってぼーっとする分には大丈夫なくらいでした。本気でお祈りする人にはちょっと迷惑かもですが…
中に入ると日本語のパンフレットも用意されています。これによりますと、1642年に建てられたそうです。1982年には教皇ヨハネパウロ2世により小バジリカと宣言され、モントリオールの至宝としての地位を高めたとのこと。教皇からバシリカとして認められるということは、他の一般の教会よりも特別に扱われる権利を有するということで、とても名誉な事です。日本の寺社にもありますよね。
ちょっと前置きが長くなりましたが、聖堂の様子をお伝えしたいと思います。
こちらが入り口。拝観料?は8ドルです。
こちらが正面の祭壇。青がとてもきれいです。広さがなかなか伝わらないかもですけど、めちゃめちゃ広いです。モントリオール出身のセリーヌディオンはここで結婚式をしたそうです。すごすぎる…セリーヌ…さすが歌姫。
後方にはパイプオルガン。
ちょうど練習のために弾いているところでした。セントジョセフ大聖堂より、少し音が違っている感じがしました。ちょっと尖ってる感じ。気のせいかもですけど笑
こちらは螺旋階段。正式には説教壇というそうです。台座には預言者エゼキエルとジェレミヤという方がいるそうです。
別アングルから。階段の天井というのか床というのか、後光のさした三角があるのわかりますか?
トリニティです。協会ではよくドームの天井の一番高い天窓にあることが多いですね。プロビデンスの目かな、と思ったけど、目はなかったです。トリニティ、プロビデンスの目でなければ父の化身として鳩がいることもあります。階段のこんなとこにあるのは初めて見ました。
オルレアンの乙女。ジャンヌダルク。女の人だけどズボン履いてるし、髪も短くて旗を持ってるからそうかなぁ、と思ったら
柱に小さく書いてありました。オルレアンも行ってみたいなぁ。
中にはステンドグラスがたくさんあります。
これは1階にあったのと天井の一部。2階にはこの倍のステンドグラスがありました。2階に上がれないのが残念!
次は絵画。
写真ばっかりですいません。主にキリストが十字架を背負わされているものが中心でした。重たくて何度も立てなくなってるのに、何度も立たされて大変ですよね。最後は磔にされちゃうし。ピエタとか、復活の絵が見つけられなくて。2階に続いてるのでしょうか…
祭壇の下には、レオナルド・ダヴィンチの最後の晩餐の彫刻が施されていました。
ここで1時間半ぼーっとして外に出たら行列ができてました。早く行ってよかった!
続いては、世界の女王マリア大聖堂!
名前すごすぎ…笑
入り口わからず彷徨った。小さすぎだろう…
名前負けしてない内部!こちらは無料です。お金とっていいと思う。マリアさま慈悲深い!
横にも広がってます。
天蓋が見えてきます。バチカンのサン・ピエトロ大聖堂を意識しているとのこと。
後ろにはもちろんパイプオルガン!
一番高い窓
ちょぉっと見えないですね笑
ここにはプロビデンスの目がありました。
天蓋はバチカンと一緒らしい。
こちらの天井には鳩がいます。鳩というか父ですけど。
丸い枠の中の絵の下。両方とも金と銀の鍵がクロスしてます。バチカンのマークと一緒。特に帽子は教皇を表しています。
こちらがペテロ。
この2本の鍵はキリストからペテロに授けられました。天国の鍵。ペテロはラテン語表記。イタリア語にするとピエトロ。パスタとかドレッシングじゃないですよ?笑
バチカンのサン・ピエトロ大聖堂はペテロが埋葬されたところに建てられた教会です。鍵を受け継いだ初代の教皇がペトロ。教皇が亡くなった後に、次の教皇を決めるコンクラーベ。コンクラーベは、鍵とともに、という意味です。ペテロからずっと受け継いできたものがあるんでしょうね。そう考えるとすごいなぁと思います。白いことも、黒いこともあるでしょうけど。実際に鍵があるわけではないと言われてますけど、本当はあるのかもしれないし、宗教に秘密はつきものです。
こちらはこれまで司祭を務められた方のご遺体が安置されているところ。ちょうど解放されてたんですけど、中の写真を撮る気にはなれず、扉が閉まって外からだけ。ここにも真ん中に黄金のペトロの像があって、鍵を抱いてました。
この教会の主人公どっち?ってなりそうになりましたけど、マリアさまもちゃんといます!
こちらは木のマリア像
マリアさまのイコン
いきなりマザーがいらっしゃいました。私の恩師が大好きすぎてアポなしで会いに行ったら、たまたまマザーの来る日で会えたらしいです。奇跡を起こしたのがマザーなのか恩師なのかはわかりませんが、欲しいものは待ってるだけじゃ手に入らないってことですね。わたしもマザーが大好きです。わたしも会ってみたかったな。
外もバチカンっぽい!
ちゃんと正面に大きな入り口がありました…
明日は移動日なので、移動の準備を始めます。次の移動先は物価も高いので、カナダでできるだけまとめて洗濯を。宿には自由に使える洗濯機がなく、頼むと10ドルもするということだったので、近所のコインランドリーへ。これまでの宿に比べるとやや高でしたが、宿の半分以下で済みました。コインランドリーの乾燥機って、ドラム式で扉が丸くて中が見えるものが多いです。使用中は窓越しに洗濯物がぐるぐるしてるのが見えます。わたしこれを見るのが好きなんですよね。なんか洗濯物だけ宇宙にいるみたいに見えませんか?わたしだけかな?笑
明日は夜の出発なので、それまではまた街をぷらぷらしようと思います〜
それではまた明日〜