Alfons Mucha
今日は雨のプラハです。予報通り。
午前中はまだ降ってなかったので、歩いてミュシャ美術館に行ってきました。
ミュシャは日本でもとても人気で、毎年いくつも催事が行われています。
つい先日も北海道のミュシャ展に行ってきたばかりだし、今も渋谷でみんなのミュシャ展、なるものが開催されています。
この、みんなのミュシャ展では、ミュシャに影響を受けた作家さんの作品などが展示されているそうです。少女漫画だったり、ファイナルファンタジーだったり。
わたし、日本ではミュシャ知らない人いないと思ってるんですけど、そうでもないんですかね?同じ宿の日本人の男の子も、同じ部屋の韓国人の女の子にも知らないって言われてショックでした笑
駅で見かけたミュシャ美術館のポスター。
ミュシャはチェコの生まれです。1860年に生まれていますので、比較的新しい?人です。
作品の中には、クッキーやタバコ、日本でもよく見るシャンパンのモエ、などのパッケージデザインを手がけていたり、舞台のポスターを描いたことで一躍有名になりました。サラ・ベルナールという、当時の大女優にご贔屓にしてもらいました。ジスモンダ、ハムレットなど、そのポスターのデザインは今見ても、わくわくします。
実家にミュシャの絵が飾ってあった影響で、昔からミュシャが大好きで、いつか絶対この美術館に来るんだ!と思っていたので、嬉しかったです。中は撮影が禁止だったので、ミュシャの素敵さを写真でお伝えすることができませんが、それはこの美術館の役目なんだということだと思います。
しかし…わたしはミュシャのスラブ叙事詩という作品が見ることが目的だったのですが、プラハに着いて知ったのですが、スラブ叙事詩、ミュシャ美術館にはありません…笑
なんでやねん!と思いつつ調べると、元々はプラハの国立美術館で展示されていたそうですが、今は展示自体が行われていないそう…
意味ないやん〜
展示にふさわしい環境がないとのことで、向こう3年は見れないんだとか…うそやん…!
2017年にスラブ叙事詩は日本に来たことがあるんです。それまでチェコを出たことがなく、かなり異例。なのになぜかわたし…見に行かなかったんですよね…なんでだろ…死んでたんですかね…
本当に後悔しかない!うわ〜!
しかもスラブ叙事詩はチェコだけでって言う、ミュシャのご子孫の意向を無視したとかで、チェコ国内で訴訟になったりしてるし、もうチェコを出ることはないと予想されます。わたしもご子孫が望まないのに来てくれとは思えないし。
これは、またチェコに行けということですね…
遠いよ〜
というわけで、グッズだけ購入。日本語の図録もあったので欲しかったけど、だいぶお高めで重量が半端なかったので諦め…
カードと来年のカレンダーだけ購入。いつから日本にいるのかわからんが、めくるのが楽しみ!
雨も降ってきたので、スーパー寄ってご飯作って今日はおしまい。
今日の朝、宿で韓国人のメンズに綿棒持ってませんか?ください!って言われて1本あげました。わたしも毎日使えるほど持ってないし、トマト祭で絶対必要になるので、ある程度確保しておかなくては…とは思ったけど、人に頼んでまで欲しいもんでもないし、なんか切羽詰まってんのかなぁ?と思って笑
ツイッターで、日本人に親切にしてもらった!って書いてくんないかな…笑
この綿棒はディズニーランドで買ったドナルドの綿棒。大したことないけど、こう言うのでささやかにテンションを上げてます笑
夜ご飯作ってたら、綿棒をあげた韓国の子が、お金払ってでも食べたい!と言ってきたので、その子と日本人の大学生の子と、3人で夕飯をシェアしました。そもそもスーパーで買ったひき肉が多すぎて、食べきれないからどうしよう…と思っていたので、逆に助かりました。韓国の子からご飯のお礼にビールを頂きました。
お互いの国のことを話しつつ、なかなか繊細な問題だけど、仲良しでいたいよね、私たちは気にしないよね、と話して乾杯しました。
韓国にはまだ行ったことないけど、いつか行ってみたいなと思います。