みぃさんぽ

これから1年ほどかけて、世界の国々をめぐる旅にでます。 知りたいこと、見たい景色、世界の人々、おいしいごはん、いろんなものを綴っていこうと思います(*´∇`*)

I’m home

日本に帰ってきました。

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機内でのモニター。地球の昼と夜の境目を表している図。これを見るといつも、谷川俊太郎先生の“朝のリレー”を思い出します。カムチャッカの若者が…で始まるやつ。谷川先生に初めて出会ったのは、スイミーやピーナッツの訳者としてだと思うけど、その時はまだ小学校低学年くらいだったから、あんまり訳者とか、わかってなかったです。そのあと、強烈に谷川先生を意識したのは、中学生になって、塾に通い始めてからだったなと思います。中学の国語の教科書に“三つのイメージ”という詩が載ってて。それを読んだ時に衝撃が走ったんですよね。火と水と人間の、プラスとマイナスのイメージが流れるようなリズムで書いてあるんですけど、読んでるうちに飲み込まれていくような感覚があって。言葉を選ぶ力、操る力のすごさ、センスというものを初めて意識させられたんです。詩の世界の面白さにぐっと引き寄せられて、それからは谷川先生の詩を読み漁りました。こんなすてきな詩を国語の授業で習えるんだ!と思ってすごく楽しみにしてたんですけど、その教科書は一つ上の学年のだったか、他校で使っているものだったのかで習うことができず、ひどくがっかりしたのを覚えています。中学から高校にかけて、いろんな作品を通してますます谷川先生が好きになったんですけど、そしたら高校に谷川先生が授業しにいらしたんですよ!なんと!でも1学年上の授業で…でもどうしても聞きたくて、先生に、この学校で1番谷川先生が好きなのは自分だと思う!って熱弁したんですけど、結局授業は受けさせてもらえなかったんですよね。なんでなん?ってほんと腹たってしょうがなかったけど、最後にお姿を一目拝見させてもらえて。全力で拝みました。その後も芸能界に入った同級生が、映画で共演したりと、近いようで遠い先生です。失礼な言い方だとは思いますが、なかなかふざけたところのある方で、おちゃめで可愛い方で、“二十億光年の孤独”とか、“生きる”とか、“魂のいちばんおいしいところ”とか、有名なものも素敵なんですけど、“おならうた”とかも、ぜひ読んでみてほしいなと思います。子ども向けのオノマトペでも、大人も楽しいです。自分の子どもに読ませたい本のうちの1冊です。本当に1日でいいから、先生になって、先生の目を通して、先生の感覚で、世界を見てみたい。

 

だいぶ脱線しました。

昨日はタシケントの宿から、オランダ人カップルと一緒に行動しました。成田から上野まで移動しながらSIMカードを入手し、王子のホステルまで送り届けてきました。

久しぶりに長時間英語で話したので、頭使ってすごく疲れました。日本のこと、色々伝えられたのでよかったです。楽しんでくれるといいな、そして日本を好きになってくれたら嬉しいです。

 

帰ってきて、日本のご飯食べて、すごく満たされました。大好きなお店の白どんぐり(うずらの卵)を久しぶりに食べて、大満足。

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お店の店長とご家族、常連仲間とも再会できてよかったです。また帰ってきたら、今度はもっとじっくり時間を作って飲みにいきたいです。

 

現在所持金500円。なにしよっかな笑