how to trip around the world
サマルカンドは雨で始まり、極寒の中から始まりました。昨日の昼ごろから晴れていい天気でしたが、今日はまた降ったり止んだりです。
昨日は一昨日に見れなかったグルアミール廟に行ってきました。
モスクって、遠くから見るのがかっこいい気がします。
晴れていると、青がさらに映えます。
透し彫りの扉かっこいい。家の扉にほしい。
魔女の家みたいになりそう。
廟の中はこんな感じで、キラキラだし、模様もすごくきれい。
こんな風にお墓を作るのってすごいですよね。でも私は棺には入れて欲しくないな。壺にも入りたくない。どうしても土に還りたいから、火葬じゃなくて土葬にしてほしい…とか思ってしまいます。あんまりこの話すると引かれそうなんでこのくらいにしておきますが、なんかの宗教とかではないので安心してください笑
アラブ文字かなぁ。コーランが書いてあるのかなぁ。
木と石の職人がそれぞれ頑張ったんだろうな。
やっぱり晴れてるといい!
こんな感じで宿からぶらっと1時間くらいかけて散歩しました。
今日は宿に日本の方がやってきました。もう12年も旅をしているそうです。でもずっとじゃなくて、1年に2〜3回、1回は2週間程度だそうです。服飾関係のお仕事で、こちらで衣類や布を仕入れて、古着屋さんに卸しているとか。
そしてもう一人、前の宿で出会ってサマルカンドまでご一緒した方ですが、この方は大学生のときに旅を初めて、それからずっと旅のために生きているそう。日本で働いて、お金が貯まったら旅に出る、というのを繰り返して10年だそうです。帰ったら次に行くところと期間を決めて、大体の金額を算出し、目標金額に到達したら旅に出る。今回はアフガニスタンに行きたくてきたらしいんですけど、やはりVISAがおりなかったとか…そうとうの猛者です。中央アジアには何度も来ているし、仲良くなった家族のところに泊まったりするので、ロシア語も喋っています。
わたしにとって世界一周って1年とか2年の長期休暇で一気に回るって概念しかなかったし、そうしてる人がやっぱり多いんですけど、そうじゃなくて、もっと時間をかけて、パートごととか、テーマを持って少しずつっていうのもありなんだなぁ…って気付かされました。
2人ともすごくかっこよくって。もうこういう風にしか生きられないんだと思う、って話してました。
わたしが今、日本が恋しくてちょっと辛くなっちゃうことがあるって話したら、帰ってまたでたらいいじゃん!わたしもそんな感じで12年よ?って言ってくれて、さすがにこの先12年を想像はできなかったけど、この1年の中でも、何度か日本に帰る機会を作って、それで自分が元気にやってけるなら、それでもいいかーって思えるようになりました。途中で帰っても、途中で辞めても、なんにも恥ずかしいことないよ、絶対度胸だけはついてるはず!と励ましの言葉もいただきました。たまたまなんですけど地元が一緒で、わたしの知ってるパン屋さんで働いていらっしゃるので、帰った際は伺おうと思います。
旅の装備についても、思うところがあって、そういうハードを整えるためにも一度帰国するのはありかなと思います。色々勉強して持ってきたつもりでも、これいらんかったなーって思うものもいっぱいあって。捨てられるものは捨てたりしてるんですけど、思い入れのあるものなんかは捨てられないし、でも荷物送るほどでもないし…みたいな。逆にこれ必要だったな!と思うものも。キルギスの日本人宿のオーナーに、荷物の多さはエゴの多さだって言われたし、何か別のところでは、旅の疲労は荷物の重さに比例するって書いてあって。その通りだなって思います。ヨーロッパではちょっとお洒落なレストラン行きたいとか、きれいな写真をたくさん撮りたいとか、一気にたくさん充電したいとか、洗うのめんどくさいから、ないと困るから替えを多めに持ってようとか、それが悪いってことではないんですけど、願望にまみれてるんだな、と思います笑
それよりも今は荷物を軽くすることの方が、旅をより快適に、楽しくしてくれることに気が付きました。全部は無理だけど、もう少し色々考えて、決めたいなと思います。
今日はまた移動です。
エコノミーが空席なかったので、少しいい等級の車両に乗ることになりました。そしたらVIP扱いです笑