キナバル山①
行けるかどうかわからないまま、ホテルでピックアップされて、車で走ること2時間。
登山口の手前にあるセンターで受付するとのこと。
パスポート持ってきて〜と言われて、降りたら、この用紙にサインしてって言われて、名前とパスポート番号と緊急連絡先を書きました。
はい車乗って〜って言われて、これは…登山できるってことかいね？と疑問を抱いていたらお昼のお弁当と、ネームタグが配られました。
かっけー！さすが世界遺産！
お！これは登れますな✨と確信！
一気にわくわくしました！
パーティは7人、ガイドは2人。
日本人はわたしだけでカナダやらイングランドやらのお客さんでした。
登山道は全部で9キロ。1日目は6キロ歩きます。
ところどころにこのような標識があります。
見づらいですが地図も！
お弁当斬新！
おべんとを狙ってリスが寄ってくる。気づいたら7匹くらいに取り囲まれていた。
日本人が捨てたであろう白い恋人の袋を一心不乱にがさごそやってる子もいて、リスが食べてもうまいんかなぁ、と思いました。
登山口から15分くらいだったところでわたしだけ置いていかれる…
なぜみんなあんなにスタスタ登れるの？！
結構な山道なんですよ( ；∀；)
ガイドの1人は前の集団と一緒に行ってしまったので、わたしはもう1人のガイドを独り占め！
マンツーマンでした！
30分くらい歩いたところで、これは無理なやつかなと思って、まだ間に合う…もう帰りたい！って言おうかと思ったんですけど、色んな人が色んなこと頑張ってるのにな…わたしも頑張ろ！と思ってとりあえず歩いてみました。
富士山の寒さを想定して、色々装備してきたんですけど、持ってきすぎだよ！重すぎ！と言われて…
でも低体温症怖いじゃん！脱水も低血糖も電解質異常も怖いんだよう！わたしは！海外だし！と半泣きでした。
道中も休憩のたびに黒砂糖ぼりぼり食べて、水飲んでました。
語学学校のルームメイトがくれた台湾のお茶をホステルで入れてきたので、途中寒い時に温かいお茶飲んで癒されました✨
荷物が重すぎるせいで足が進まなくなっちゃって、他のガイドが荷物をガイドに持ってもらうように言えって何度も言ってくるんですけど、すでにめっちゃ遅れて独り占めしてるのにな…と思って遠慮して、でも結局もう無理ってなって半分過ぎたところで荷物交換して〜って半泣きで言いました。
結局10時ごろからあるきだして、17時に着くって言う超スローペースでしたが、なんとか日没までには着きました。
夕食！超豪華！富士山どうした〜？って言いたくなるレベル。
でもこれ、毎日麓の人が食材とか、水とか背負子で運んですからなんです…しんどいだろうに…引くぐらいの荷物なんです。
感謝して食べようと思いました。
すれ違い様に、頑張ってねって声かけてくれて。汗だくで満面の笑み。惚れてまうやろ！とはこれに違いない。
夕日
雲まで照らされてました。
山小屋まで登りきった感想は、明日これ降りられるかな？あたし…
しかなかったですね。翌日は2時集合なのですぐ寝ました！すぐ！
2日目の様子は次回〜
