Mozart②&schonbrunn palace
モーツァルトのコンサートについて書きたいと思います…がその前に。
コンサートのドレスコード忘れてた件。一応王宮を見た後、洋服が売っている界隈に寄ってみたんです。
わたし、浮かれちゃって忘れてました。自分がお祭り女だということ、そして西洋諸国は休みの日は何が何でも休むということ。よくわかりませんが、昨日は祭日だか祝日だそうです。不幸極まりない。本当にどこも空いていなかったので、靴は買えませんでした。
歌劇場のドレスコードを調べる限り、場にふさわしい格好でとか、席の種類によってとか書いてあって。え…私の席、VIP席やけど…と固まりました。
でも店がやってないので仕方なし。宿の人に聞いても明日なら買えると言われ、コンサートあるの今日って言ったよね?と思いつつ、この靴どう思う?って聞いたら、大丈夫じゃね?笑
みたいなノリで返されました。もしダメって言われたら、世界一周中でこれしか靴なくて、買いに行ったけど空いてるお店が1つもなかったことを全力で説明するしかないな…と、手持ちのスニーカーで参戦することを決意しました。
しかしながら1ミリでもきれいにして参上しようと思い、シャワーを浴びて、ザルツブルクの宿にドライヤーがなかったために寝癖まみれの髪を整え、残り一つになったいい香りのするハーバルオイルをここぞ!という感じで塗りたくりました。なんでわたし、化粧忘れてきちゃったんだろう…と7月10日の自分を恨みながら、一張羅を着て、持ち合わせのアクセサリーを着け、申し訳なさそうにカバンのポッケに忍び込んでいた(面倒臭がりなわたしが、過去に適当に入れたもの)リップをつけて、よし!と意気込みました。この時裸眼で整容してたんですけど、この後コンタクトをつけて鏡見たら、おぶす〜ってげんなりしました笑
もーしゃあない。三十路やから!それにしてもだいぶ日焼けしてしまいました…後が怖い。
会場に入ったら、なんと、結構スニーカーの人がいました。なんだいけんじゃん!っと気持ちが軽くなり、急に写真を撮り始める笑
中も綺麗でしたー
全体的に落ち着いた感じのデザインが多い気がします。
でもすごいお洒落な雰囲気なんですよね。
円形のホールでした。
最前列なので、ステージが近い!
中にもカフェがありました。
席に着いたら、隣にめちゃめちゃ太ったおば様が座ってて、まん丸だったんですよ。太ってるだけじゃなくて、なんか肝臓悪そうな感じのむくみもあったんですが…
街から一旦宿に帰るときにバスに乗ったんですけど、隣の席の女の子がモンスターボール握りしめながら携帯2台でポケゴーやってて。靴が買えないショックを紛らわせるために、ポケモン好きなんですかー?って話しかけてみたんです。わたしはゲームが始まった当初だけやってて、今はやってないんですけど、わたしが捕まえたポケモンあげられるのかなーと思って。結果できなかったんですけど、ポケゴーの友達申請してくれて、初めてポケゴー友達ができました。
そんなことがあったので、隣のまん丸なおば様がカビゴンにしか見えなかったです。
コンサートは、モーツァルトが演奏していた時代のカツラや衣装を再現していました。
これはクロークの様子ですが、カツラや衣装が見えるでしょうか。
演目はこちら。とても素敵でした。やはりオペラの曲が散りばめられていて良かったです。オペラからはドン・ジョバンニ、フィガロの結婚、魔笛の曲が選ばれていました。
わたし的にはやっぱり魔笛。夜の女王のアリアを生で聴けたのは感激でした!
ここには書かれていませんが、シュトラウス親子の曲も2曲、演奏しました。シュトラウスもウィーンですもんね。
お隣のカビゴンさんは1局目からまどろみ始め、2曲目では船漕いでましたね。しかし後半に入り、夜の女王のアリアが終わって交響曲第40番が始まると、急にむくりと起きだし、これこれ!と仕草した後、指揮者ばりに両手を降り始めたんですよ…わたしびっくりしちゃって、カビゴンが目覚めた!と思って。魔笛ってポケモンの笛なのかもしんない…って思いました。
コンサートは2時間でおしまい。隣の方と楽しかったですねーって言いながら会場を後にしました。本当に楽しかった!
イギリスでもミュージカル行きたいんですけど、イギリスの方がドレスコード厳しいので、ちょっと考えなきゃですね。
そして今日はシェーンブルン宮殿に行ってきました。
とてつもなくでかい。中は撮影禁止でしたが、もう本当に素敵でした。柱も壁も単純にキラキラしているわけではなく、本当にオーストリアの建築って品があるというか、なんか静かに佇んでるんですよね。ハプスブルク家の宮殿として、マリアテレジアやマリーアントワネット、そしてフランツ・ヨーゼフ1世に嫁いだエリザベートが暮らしたところ。
お庭が素敵です。
マリーアントワネットはここからフランスへ嫁ぎましたが、昔は飛行機とか電車もないし、あんな遠くへ行くのはすごく寂しかったでしょうね。わたしだったらお断りしたい。
遠くの丘の上に建物が見えますか?今から登ります…
その前に噴水。
結構しんどい
草刈りルンバ
登りましたー!宮殿ー!
こちらが戦没者を慰霊する記念碑。グロリエッテ。
なんと、中はカフェ!いいなーと思ったけど、わたしは他に行きたいカフェがあるのでスルー。
誰すかね、こんなことするやつ。きらーい。
こちらが行きたかったカフェ!ツェントラルです!ウィーンはカフェ発祥の地なんですよ!
中もすてきー
ケーキがぁ…どれも美味しそう!
まずはランチセット!
そしてサーモン!とニョッキ?かな。初めて食べたのでよく分からず…
とっても美味しかったです!そして食後のデザート!
今日はヘーゼルナッツのケーキ!ヘーゼルナッツのプラリネが中に入ってて、めちゃ美味しかったです!
一緒に飲んだアッサム。満足〜
ウィーンってお金かかるなぁ笑
でも!ビールはやっすい!笑
Wien
ザルツブルクからオーストリアの首都ウィーンへやってきました。移動は今回初めての電車!席も広いしWi-Fiもあって充電もできて、とても快適です。
しかしながら心配性の効果絶大で1時間も早く駅に着いてしまったわたし。バスと違ってどこから出発するのかが明白なので、ひまでしょうがない…笑
チケット売り場のお姉さんに聞いたら、予約した時間じゃなくても、行き先が同じならどの時間にのってもいいよーって言われたので、とりあえずウィーンと書いてある一番早く出発する電車に乗ってみました。
昨日買ったモーツァルトチョコが旅のお供。
中にも顔があった。ちょっと怖いし、食べにくいな。
そして途中で気づく。これ、ウィーン駅やなくて、ウィーン西駅行きやな…。正確に言うと、ウィーン西駅行きなのは知ってたんですけど、流石にウィーン中央駅は無視せんやろう…とタカをくくっていました。まさかのスルー。電車内のスタッフさんに、事情を説明したら、リンツ駅で乗り換えなさいって言われたのでそうしました。バスでも止まったリンツになぜか再び降り立つ。
乗り換えは30分あったので、駅をぶらぶら。スーパーあったので、ジュース飲みたいなぁ、とか思って見てたら、スタバのヘーゼルナッツ味のカプチーノを発見。スタバ…飲みたい…!という衝動を抑えきれず購入。
美味しゅうございました。
乗り換えた電車にはカフェがありました。
席は普通に空いてたんですけど、荷物置くところから遠くって、どうしようかなぁと思ってたら、広めのベンチシートに座ってたギャル達が詰めてくれて、座ったところに荷物も置けて助かりました。どの国でもギャルはいい感じに優しいです。
ザルツブルクで泊まってた宿は女子4人部屋で、ドミなんですけど2段ベッドではなく、1人1台ベットがある感じでした。2日間同じメンバーで、そのうち2人はギャルだったんですけど、優しい子達でした。まだ大学生になるかならないかくらいで、もう1人のオーストラリアの女医さんに進路相談してて可愛かったです。ギャルの子のおばあちゃんは早く結婚して子ども産んで欲しいみたいで、でもその子はそんなことまだ考えられないみたいでした。お友達のギャルの子は、私たち犬じゃないしねー、犬だったら楽だった!とか言って笑ってました。女医さんは、たぶんわたしと同じ歳くらいな感じだったんですけど、働くのも素敵なことだけど何歳になっても産めるわけじゃないよ、的なわたしに刺さる系のアドバイスしてました笑
わたしはなんとなく話してることはわかるけど、ネイティブ3人の猛烈な議論に口を挟むことはできず、うんうん、と頷くだけ。ギャル達が食事に出かけてから、女医さんと少しだけ話しました。
彼女は今、6ヶ月の休暇をもらって旅をしているそうです!6ヶ月!?働き方改革〜!人が足りてるから出来ることでしょうけどね。わたしも医療職でしたが信じられませんでした。辞めずにそれが叶うならわたしもそうしたかったなぁ…って思いました。なんか5年とか、10年頑張ったら、半年休む券みたいなのくれたらいいのになって。有給だって毎年10日以上捨ててるし。大事ですよねぇそういうの。誰も働くために生まれたわけじゃないんだから。羨ましいよーって話しました。次にやりたいことが見つかるといいねって言ってくれて、すてきな女医さんでした。最後にこんなに休んで仕事に戻れる気がしないわって言われて、わたしもおんなじ!って2人で笑って別れました。
ウィーンに着いたらまずはホテルに荷物を預けます。
その後は国立歌劇場や王宮のある地区へ。
こちらが国立歌劇場。やはりかっこいい。
写真を撮っていると、コンサートの広告が。いくらぐらいするんだろ〜と思って近づくと、係りの人が日本語で案内してくれました。なんと今夜が初演とのこと。どうせバカンスでやってないんだろうなーって思っていたので、びっくりしました。今日の夜のチケットは残り一枚。しかも最前列の真ん中付近。値段4万円。おおぅ…。きついな…。と思っていたらおじさんが、このチケットはキャンセルで帰ってきたチケットだから、1万円でいいよーって。え…買います…。本当にいいんですか?本当ですか?って何回も聞きました。本当に売ってくれました!歓喜!
歌劇場のカフェもいい感じ。
そして念願のホテルザッハへ。
1時半、すでに行列。みんなご飯食べててくれ!という願い通じず。そして並んでいるときに気づく。あ、ドレスコード…。
ワンピースは持ってるからいいとして、靴はスニーカーかビーサンしかない…笑
まぁとりあえずしょうがないので、まずはザッハでトルテを食べながら考えることとする。
こちらがホテルザッハのザッハトルテ。後ろに並んでた日本人のおばちゃんが、そんな美味しくないらしいよーとか雰囲気壊すこと言ってくれて、おぉい!と思ってたけど、ちゃんと美味しかったです。食べてから言ってくれる?と思っちゃいました。
美味しかったからもう一個食べようか迷ったけど、夜はコンサートもあるしひとまず退散。
ウィーンは街並みが本当に綺麗です。
たどり着いたのはここ!アウグスティーナ教会。
ここはマリアテレジア、マリーアントワネット、エリザベートが結婚式を挙げた教会です。マリーアントワネットは代理人とだったようですが。なんか…品を感じる。ごりごりしてない感じで。
そしてお隣の、ずーっと行きたかった場所。国立図書館に行きました!
これ…図書館…?って言ってしまいたくなる設え。
世界一美しい図書館と言われるだけはある。美女と野獣の世界に迷い込んだみたい。さすがです。
こんな風に、平面に書かれてるけど立体的に見せる絵の手法は、ヨーロッパのいろんな国の宮殿や美術館などで目にします。割と好きです。
その後はホーフブルグ宮殿へ。
なにここ本当に人住んでたん?と思うような、神殿みたいな宮殿。彫刻もすごく素敵だし、デザインもカッコいいです。
馬似合うな〜
暑くなってきたし、チェックインもしなきゃなので、これで一旦ホテルへ。
長くなったのでモーツァルトのコンサートはまた次回にしたいと思います。
Mozart!
今日はザルツブルクの街を歩いてきました。宿は街から歩いて15分くらいですかね。
街に向かう途中。今日もお城はきれいです。
この橋、あるものが大量にくっついてるんですけどわかりますか?もう少し近づいてみます…
そう!鍵!びーっしりくっついています。わたしが通りがかった時も、メンズがはしゃぎながらつけてました!こうなるともう願いというか呪いというか、思念を感じますよね。なんで橋に鍵なんだろうか…わからぬ。今度調べてみたいと思います。
街についてまずは2つ、教会に行ってきました。まずは、ザルツブルク大聖堂。モーツァルトはここで洗礼を受けたそうです。
コンサートがあるようで、聖堂の前にステージが組まれていました。
入り口がとてもかっこいい!
中はシックな感じで素敵でした。気持ちが落ち着く。
祭壇の脇から地下に潜ることができました。ちょっと薄暗くって怖い感じでした。
そしてセントペーター教会。ペーターはペテロのことですね。いたるところに鍵マーク。
なんと…工事中で中は入れず…笑
少し進むと教会の庭のようなところに出ました。
庭ではなく、墓地だったようです…人のお墓の写真は基本撮りたくないんですけど…ごめんなさい。昔の人のお墓かな、と思ったんですけど、今年亡くなった方のお墓もあってびっくりしました。どの教会に行っても、観光的側面ばかり見てきたので、今もこの辺りな人たちにとっては、とても身近で大切な場所なんだなと、改めて思いました。
庭に小さなチャペルがありました。ここでお祈りするんでしょうね。
この教会には一般に公開されているカタコンベがあります。カタコンベとは、とても昔のキリスト教の集合墓所、地下墓所のことです。骨がずらーっと並んでいます。わたしはそういうの1人では見れないのでご遠慮させてもらいました…夢に出そうなので。ご興味のある方はどうぞ。
2つの教会を回っていると、コンサートの立て看板が。ちょうど30分後だったので、行ってみることにしました。
内容はこちら!裏には奏者のプロフィールが記載されていましたが、いろんな賞を取っている方でした。
会場はこんな感じで、少人数のコンサート。防音設備があるわけではないので、時々、教会の鐘の音とか、馬車の音とか聞こえるんですけど、それもまたよかったです。きっとモーツァルトだって、そういう中で育ったり、作曲したり、演奏したりしたと思うので。素敵なひと時でした。
その後は余韻を引きずりながら、モーツァルトの生家と、モーツァルトが大人になってから住んでいた家に行ってきました。楽譜や使っていた楽器なども見れます。
こちらが生まれた家。
こちらは住んでいた家。
モーツァルトはここ、ザルツブルクで生まれました。35歳という若さで亡くなってしまいますが、たくさんの曲を残しています。お父さんが早くからモーツァルトの才能に気づいて教育をし、小さい頃から演奏旅行にも出かけていました。マリアテレジアの御前演奏も行なっています。ゲーテもその才能に驚いたそうです。
わたしはモーツァルトのオペラ、魔笛が好きです。夜の女王のアリアはオペラの曲の中でも難曲で、歌える人は限られています。まだ映像でしか見たことないので、いつか生でみたいですね。今度日本にも来るみたいですけどね、スケジュールが合わなそうで残念。またいつか。
モーツァルトチョコ!笑
お昼はこちらを頂きました。海鮮が割と人気です。
よくわからん像…と城
チェス!子どもが遊んでました。日本にも将棋で作ったらいいのに。天童とかにはあるんですかね?笑
以上、今日はモーツァルトな一日でした!
Salzburg : Austria
プラハからバスに乗り、ザルツブルクにやってきました。わたしが乗ったのはベニス行き。つまり、終点まで乗ればベネチアに行けるんです。ヨーロッパって面白いなぁって思いました。島国では経験できないですね。
去年イタリアに行った時、ベネチアにも寄ったんですけど、ゴンドラ、最高でした。乗るなら夜がおススメです。ちょっと静けさもあり、薄暗い中で光る街灯が水面に映って、船頭さんの通りますよーって知らせるための声や舵を切る音、水を掻く音も響いて、風も柔らかくて涼しいです。異世界にいるような、そんな空気に包まれる時間です。ベネチア広場も素敵だったし、やはりベネチアングラスは格別に素敵でしたー!つい買っちゃいましたもんね。これでお酒飲みたい!と思って。もったいなさすぎて、まだ一回も使ってない…笑
プラハのバスステーションはかなりいい感じでした!
こんな感じで電光掲示板があるので、どこが乗り場なのかわかりやすい!
乗り場の前にもありました。優しい!
バスは途中チェスキーブジェヨヴィツェという街に止まりました。ここから少し足をのばすと、チェスキークルムロフという街にたどり着きます。チェスキークルムロフは世界一美しい街、と言われています。昨日、同じ宿の日本人の子から聞いて知り、行ってみたいなぁと思いました。やはり情報というのは大事ですね。近くにお越しの方は、ぜひ行ってみてください!
目的地のザルツブルクはとても小さな街でした。回るのにそんなに時間もかからなそうなので、ウィーンやミュンヘンから日帰りで来る人が多いのも納得です。わたしは今日は移動日だし、天気もイマイチなので、宿の周辺のスーパーに行く程度にして、明日まるっと観光したいと思います。
ザルツブルク付近をバスで走行中に撮った景色。のどか〜
バスは街中から少し離れたところに止まったので、歩いて駅に行き、電車で宿に向かいました。その途中で川を発見。
宿からスーパーに行く時に、遠くに城を確認!ホーエンザルツブルク城です。
Google先生にスーパーの場所をお尋ねして導かれたところ。ん?スーパーなのか?
樽…本当にスーパーなのか?と思って入ってみると…
みんな飲んでるー!雰囲気よすぎ!
スーパーじゃなくてビール醸造所でした笑
確かに食料も売ってたんですけどね笑
ここは、自分が飲みたい量のマグを持ち、レジに行ってチケットを購入します。
そのマグとチケットを持って、樽のあるところに行くと、おじさんが樽生を注いでくれます!
まぁ、飲みますよね…とりあえずね笑
エビフライ見たら食べたくなっちゃって♡タルタルではなく、サワークリームでした!
ビール飲みやすくて美味しかった〜!Augustiner bräu - Kloster Müllnという醸造所らしい。Google先生のお導きに感謝いたします✨
この後、もう一度Google先生にスーパーをお尋ねし、ほろ酔いでスーパーに行き、水と2日分の食料を調達して帰りました。
自分がこんなにビールを飲む日が来るなんて…大学生のわたしが見たらビビるだろうな。
でもそろそろウイスキーが飲みたい笑
イギリスに期待します!
Alfons Mucha
今日は雨のプラハです。予報通り。
午前中はまだ降ってなかったので、歩いてミュシャ美術館に行ってきました。
ミュシャは日本でもとても人気で、毎年いくつも催事が行われています。
つい先日も北海道のミュシャ展に行ってきたばかりだし、今も渋谷でみんなのミュシャ展、なるものが開催されています。
この、みんなのミュシャ展では、ミュシャに影響を受けた作家さんの作品などが展示されているそうです。少女漫画だったり、ファイナルファンタジーだったり。
わたし、日本ではミュシャ知らない人いないと思ってるんですけど、そうでもないんですかね?同じ宿の日本人の男の子も、同じ部屋の韓国人の女の子にも知らないって言われてショックでした笑
駅で見かけたミュシャ美術館のポスター。
ミュシャはチェコの生まれです。1860年に生まれていますので、比較的新しい?人です。
作品の中には、クッキーやタバコ、日本でもよく見るシャンパンのモエ、などのパッケージデザインを手がけていたり、舞台のポスターを描いたことで一躍有名になりました。サラ・ベルナールという、当時の大女優にご贔屓にしてもらいました。ジスモンダ、ハムレットなど、そのポスターのデザインは今見ても、わくわくします。
実家にミュシャの絵が飾ってあった影響で、昔からミュシャが大好きで、いつか絶対この美術館に来るんだ!と思っていたので、嬉しかったです。中は撮影が禁止だったので、ミュシャの素敵さを写真でお伝えすることができませんが、それはこの美術館の役目なんだということだと思います。
しかし…わたしはミュシャのスラブ叙事詩という作品が見ることが目的だったのですが、プラハに着いて知ったのですが、スラブ叙事詩、ミュシャ美術館にはありません…笑
なんでやねん!と思いつつ調べると、元々はプラハの国立美術館で展示されていたそうですが、今は展示自体が行われていないそう…
意味ないやん〜
展示にふさわしい環境がないとのことで、向こう3年は見れないんだとか…うそやん…!
2017年にスラブ叙事詩は日本に来たことがあるんです。それまでチェコを出たことがなく、かなり異例。なのになぜかわたし…見に行かなかったんですよね…なんでだろ…死んでたんですかね…
本当に後悔しかない!うわ〜!
しかもスラブ叙事詩はチェコだけでって言う、ミュシャのご子孫の意向を無視したとかで、チェコ国内で訴訟になったりしてるし、もうチェコを出ることはないと予想されます。わたしもご子孫が望まないのに来てくれとは思えないし。
これは、またチェコに行けということですね…
遠いよ〜
というわけで、グッズだけ購入。日本語の図録もあったので欲しかったけど、だいぶお高めで重量が半端なかったので諦め…
カードと来年のカレンダーだけ購入。いつから日本にいるのかわからんが、めくるのが楽しみ!
雨も降ってきたので、スーパー寄ってご飯作って今日はおしまい。
今日の朝、宿で韓国人のメンズに綿棒持ってませんか?ください!って言われて1本あげました。わたしも毎日使えるほど持ってないし、トマト祭で絶対必要になるので、ある程度確保しておかなくては…とは思ったけど、人に頼んでまで欲しいもんでもないし、なんか切羽詰まってんのかなぁ?と思って笑
ツイッターで、日本人に親切にしてもらった!って書いてくんないかな…笑
この綿棒はディズニーランドで買ったドナルドの綿棒。大したことないけど、こう言うのでささやかにテンションを上げてます笑
夜ご飯作ってたら、綿棒をあげた韓国の子が、お金払ってでも食べたい!と言ってきたので、その子と日本人の大学生の子と、3人で夕飯をシェアしました。そもそもスーパーで買ったひき肉が多すぎて、食べきれないからどうしよう…と思っていたので、逆に助かりました。韓国の子からご飯のお礼にビールを頂きました。
お互いの国のことを話しつつ、なかなか繊細な問題だけど、仲良しでいたいよね、私たちは気にしないよね、と話して乾杯しました。
韓国にはまだ行ったことないけど、いつか行ってみたいなと思います。
Praha castle
今日は朝からプラハ城に行ってきました。地下鉄で、街から割りとすぐにあります。
こんな感じの坂の小道を登っていきます。結構しんどい…けど、城が真っ平らなところにあってもな…とも思います。
マンホールもかわいい。登りきったところでセキュリティチェック。軍の方も待機しています。
中に入ると、プラハの街を一望できます。赤い屋根。川が走っていて、塔もたくさん見えます。なんてきれいなんだろう。晴れててよかった。日向は暑いけど、日陰はとても涼しく過ごしやすいです。
チケットを購入しました。チケットの種類によって、どこまで入れるかが変わります。わたしはBにして、旧王宮、聖イジー教会、黄金小路、そして聖ヴィート教会に行きます。今日は日曜で混雑すると思ったので、一番混む聖ヴィート教会に行ってみましたが、日曜だからか今日は12時からになっていました。なのでまずは旧王宮へ。
中は広いホールでした。
ここを治めていた方々でしょうか。
玉座。
この国の紋章。
タンスの取っ手。ちょっと怖い。
内部を撮影するにはライセンスが必要だったようで、途中おじちゃんから、ライセンス買ってね〜と声をかけられました。もう一度インフォメーション行ってライセンスを購入。
次は聖イジー教会。
こじんまりしていますが、よく見ると二階もあり、横に続いて奥行きもありそうです。
天井あたりの壁画が綺麗でした。
この奥がご遺体を安置するところです。
壁に彫られた名前や紋章。
日本とはまた違うかっこよさ。
骨…
そのまま黄金小路へ。
小さい家がたくさん並んでいます。
大砲!
こちらは農夫さんのおうちだったそう。
こちらはお針子さんですかね?
滝クリの前でしか脱げないと評判の鎧…
1人旅してると緊張したり警戒したりで疲れるので、わたしも鎧脱ぎたいですわ。
お土産やさんのコップ可愛かった〜
映画館だったところ。
ナチスドイツの時代にも、こっそり上映していたそうです。
見つかったらアウシュビッツ行き。
小路を出たら、出口に塔があって、中に入っていいよ、と言われました。これ…人の骨?
ぶらーん、って。レプリカだと祈る…
こういう刑罰だったんでしょうね。プロメテウスみたい。
その他にも拷問の道具らしきものが…気持ち悪いのですぐ出ちゃいました。ほんと、一番怖いのは人間だ。
塔を出てすぐ。街の風景。嫌な気持ちがすーって消えていきます。
そして、聖ヴィート教会!
結構大きい!
チェコはこんな感じで、像の装飾の一部が金でできていることが多いです。
入ってすぐ。
たくさんのステンドグラスが迎えてくれます。
それぞれに味あって素敵でした。
どれもこれも本当に素敵です。
そしてこれがどうしても見たかったもの。
ミュシャのステンドグラス。
ステンドグラスもミュシャにかかるとこんな風になるんですね。素敵すぎて、どうしたらいいのか。持って帰りたい。毎日眺めたい。
ここにこれて本当に良かった。今日まで頑張って良かったなぁって思いました。
帰りはお城の正面玄関から帰りました。
立ち寄ったのは国立美術館。
昔の天井や柱を活用していて、とてもいいなと思いました。
お城から少し歩いて、カレル橋へ。
カレルさん撮ろうと思ったらおじさんにインターセプトされた…笑
橋から見たドナウ川。
ドナウ川はドイツ語で、チェコ語ではヴルタヴァ川といいます。美しき川よモルダウの〜の作者スメタナはチェコの生まれ。ドヴォルザークもチェコの生まれ。2人はボヘミア楽派。こんな美しいところで育ったんですね。
そんな雰囲気を台無しにする鳩。
また少し歩いて、旧市街の天文台へ。
今日のお昼。
調子乗ってピルスナー。ビールはドイツやベルギーなイメージですが、人口当たりのビール消費量は20年以上チェコが一位なんです。ほんっとみんなビール飲んでます笑
街で流行っているスイーツ。カロリーごりごり。
焼いているところ。これに砂糖まぶしたり、中にチョコ塗って、アイス詰めてました。
あまりの暑さに日本じゃ飲まないようなもの飲んで、この後おなか壊すっていう…笑
朝から歩きすぎて疲れたので、そのまま宿に引っ込みました。
なんだか移動も多くて疲れが溜まったのか、なんとなく体調のベースが落ちている気がします。ドイツ以降、暑さを感じることが増えたからな気もしますが。気持ち的にも日本に帰りたくなってきていて…
次の帰国まで、1ヶ月半…気持ち切れないように、ちょっと休み休みで頑張りたいと思います!
日本も暑いし、台風も来るしで大変だと思いますが、皆さんも体調に気をつけてくださいね!
Praha : Czech
前回の投稿、酔っ払ってべろべろで書いたので、後から自分で読んで、くそおもんねぇ!!ってなりました。
乱文失礼しました…笑
バスでチェコにやってきました!憧れのプラハ!ミュシャのプラハ!滾ります。
しかしここにきて、ニュルンベルクから天気はイマイチな感じです。
アイスランドからずーっと晴れてたんですけどね。ずーっと行きたかったカナダのレイクルイーズの時も雨、ずっと来たかったプラハも雨。
雨女の為せる技。自分が雨女ということを忘れてたのに、また思い出してしまいました…。
でも、美術館や博物館は雨でも辿り着いてしまえは楽しめますよね。なので、晴れ予報の日は城などを巡り、雨予報の日は、美術館などに行きたいと思います。
プラハはとてもきれいな街です。
街を歩くといたるところにすてきな建物が。これは裁判所なのか…そのような感じの建物でした。
しかし今日からお世話になる宿。最初まじで入り口がわからず…地図で示されているところには廃墟のようなマンション…
あれ、宿、つぶれた?って固まりました。向かいの高そうなホテルに入り、迷子です、この宿が見つけられなくって…と伝えると、その宿は向かいの建物の中だよ、呼び鈴を押しなさい、と教えてくれました。
向かいの建物って…廃墟やん?あれ?
とりあえず呼び鈴を押してみる…インターホン付近から、チェックインですか〜?と人の声が…
まじか…マジで人住んでた…笑みたいな…
しばらくしたらお姉さんが扉開けにきてくれて、案内してくれました。
中は普通にきれいで居心地いい感じで安心。3泊もするのに牢屋生活かと思いました笑
荷物置いたら雨も上がったので少しぶらぶら。
プラハは百塔の街、と言われるほど、たくさんの塔が建っています。これは宿から歩いて1分くらいのところ。
教会もすぐでした。
この三角…もしや…
夕暮れに街が映えます。
センスありそうなケーキ屋さんを発見!おいしそう〜
メニューもたくさんあって楽しそう!
近くの教会、よく見たらペテロの教会でした。鍵もらってますね。
夕飯はカレーの匂いに誘われて、なぜかプラハでインドカレー食べました笑
なかなか敷居高めだった。マンゴーラッシーが超絶うまかったです!日本のラッシーほどサラサラしてなくて、ほぼほぼヨーグルト!
バターチキン!トマト多めな感じ。お店の人も優しくて、英語で話してくれるし、おしゃれなお店でご飯食べられて楽しかったです〜
ここをミュシャも歩いたのかも!と思うと、ワクワクが止まりません。が、明日からのハードな散歩に備え、ビールは我慢し、明日に備えたいと思います。
ちなみにこれで80個目の投稿です。みなさんいつも読んでいただきありがとうございます!